みなさま、こんばんは。
本日はHEMS(Home Energy Management System)と呼ばれる
システムで使用される、ECHONET Liteという
通信規格の実装見学として、
本厚木にある神奈川工科大学に行ってきました。
HEMSというと、家電を見える化したり、
自動制御したり、ということを想像いたしますが、
今日は、実際の行い方についての見学会でした。
場所は神奈川工科大学内にあるHEMS認証支援センター
というところです。
本日は6〜7人程の方が見学にいらしており、
ECHONET Liteのプロトコルの説明から詳しく
お話しをしていただけました。
その際、SSNG(※1)というソフトを使い、
ECHONET Liteのパケットを簡単に送信するデモを行い、
実際にシーリングのON/OFFを体感しました!
頭だけではなく、やはり体感すると、
色々と考えることが出てきます。
どんな事に使えそうか・・・など。
次にCanvas(※2) と呼ばれる、
Google Blockly(※3) をベースに開発された
ビジュアルプログラミングツールを使用して、
プロトタイピングの作成を体感しました。
ブロックを組み合わせて、
家電の制御を行います。
例えば、エアコンの電源がONの場合はシーリングは赤色で、
エアコンがOFFの場合はシーリングは青色、
という制御を、ブラウザ上でブロックの組み合わせで
制御(プログラミング)していきます。
ただし・・・実際の家電の制御にはAndroid Tabletが
必要です。
見学会としては上記までなのですが、
やはり、実際に体感すると色々と見えてくることも
あります。
よくありそうなのは、
スマートメータとあわせて、電力料金の最適化や、
鍵の施錠と同時に家中の家電をOFFにする・・・、
などですが、他にももっと、
何か色々とできそうではないかと、妄想・・・、
いや、想像がモヤモヤっと湧いてきました。
ご興味のみなさま、ぜひ一度体感して
みるのも良いかもしれません!
※1 SSNG
https://smarthouse-center.org/sdk/download/form/24
※2 Canvas
https://smarthouse-center.org/sdk/download/form/17
※3 Google Blockly
https://code.google.com/archive/p/blockly/
※4 HEMS認証支援センター
http://sh-center.org/