みなさま、こんにちは。
先日、data tech 2015に行ってきました。
最近、何かと話題のビックデータ、IoT、M2Mを
キーワードに、データ分析とビジネスを直結させるには?
というセミナーです。
HagaSoftwareDesignでも、システム開発、データ分析と
お客様のビジネスを直結して成果を出していきたいと
思っております。
ちなみにIoTとは「Internet of Things」の略で、
モノがインターネットに繋がってネットワーク化される、
ということです。
当日は会場に100人はゆうに超える大盛況で、
9:30~18:00、全9セッションの大変内容が濃く、
全部は書ききれないのですが、一部、私が理解した部分を
書いてみたいと思います。
(解釈が違っておりましたら、ご連絡いただけますと幸いです)
各講演の内容はこちらをご覧ください。
■IoT時代のデータドリブンイノベーション
・今までの”コンテンツ”、”行動情報”に加え、”モノ”(IoT)の情報
(リアルな情報)が集められてくる。
・データを集めた企業が勝っている
・データを集め、「生産性を高めて、価値を創る」
・情報通信産業は円熟期になりつつあり、円熟期こそ
「ストーリーとしての競争戦略」が必要
・過去、主要なもの(鉄道、自動車)が行き渡るには30年ほど
かかっており、2000年のインターネットが伸びた年を起点とすると、
IoTが浸透するには、2030年ほどになるのではないか。
・これからは、ユーザ企業をどうスマート化(システム化?IT化?)
していくことになる。
・気づきが重要。たとえばPay per laughの事例が上がっておりました。
■アナリティクスの変遷から見えてくるイノベーションの源泉
■~リアルタイム化とファクトリー化~
・データを集計・分析・予想・意思決定の流れは、15年ほど前
から変わりはない
・意思決定をして、アクションをすることが重要。
アクションしないと何もかわらない。
・データだけを見て集計・予測をする専門家から、
業務をわかっている方がデータの集計・予測をする
「市民データサイエンティスト」の登場。
■データ分析・活用からイノベーションを創出する方法
■~コア・コンピタンスとしての分析モデルとアルゴリズム
・アメリカ、イギリスでは政府がデータを利用しやすい形で
積極的に開示(オープンデータ)し、そのデータを利用して
新しいサービスが多数できている。
・日本もオープンデータを開示しつつある。
DATA GO JP
・今後政府が持っているオープンデータを開示することで、
今まで以上に莫大なデータが世の中に溢れる。
・データを活用した例として、この先どの場所で犯罪が起きるかを予測
するサービス(犯罪予測と予防の実例(アメリカ:predpol))をあげておりました。
このサービスで、犯罪予防率が40%ほど(いままでは20%ほど)に
なったということです。
■パーソナルデータの衝撃 ~ 「21世紀の資源」の活用課題と可能性~
・パーソナルデータ(自分のIDやクレジットカードの番号など)は次の
「石油」である。
・アメリカでは、パーソナルデータを公に販売する方もいらっしゃる。
・いままでは、パーソナルデータを使用して企業がその人にあった情報を
(選択して)提供していたが、
これからは、企業に自分が好きなことを登録して、それにあった情報を
提供してもらうようになるのではないか。
(例えば、ネットの広告など)
■「データ分析がビジネスに直結しない理由」
・データだけをみて正しいことを報告しても、そのデータは
正しいが、ビジネス上あまり価値がないこともある。
・時間とお金をかけてデータ分析をした結果、
あたり前すぎる結果、意味があいまいなものどうしの関係がわかった、
という残念なことが現実的に起きている。
かなり抜粋いたしました。
全体として私が感じたことは、
・”モノ”がインターネットにつながり、データが爆発的に増える!
・勝てる企業は、データを集め、分析して、ビジネスに活かしている!
・データだけを見てもダメ!ビジネスにデータを活かすには
現場の知識とデータ分析の両輪が不可欠!
・データ収集・データ解析から、新しいビジネスを創出している
(しようとしている)企業が多い!
という、データ収集・分析をして、それをビジネスに活かすことの
重要性です。
比較的、大手企業の話題が多かったのですが、
中小企業こそ地域の現場知識が豊富だと思いますので、
データを活用して、より勝てる企業へのお手伝いをしていきたいと
思います。
HagaSoftwareDesignでは、神奈川、保土ヶ谷を中心に、
地域に密着したシステム開発、ウェブ開発を行っておりますので、
貴社に眠っているデータの宝を”見える化”して、
ビジネスに活かすお手伝いをさせていただきたいと思います。]]>