皆様、こんにちは。
最近はすっかり秋晴れが続いて
気持ちがいいかぎりです。
さて、昨日、ECに関するセミナー、
ECZine Day 2015 Autumn に行ってきましたので、
その内容についてです。
■ECZine Day 2015 Autumn の概略
http://event.shoeisha.jp/eczday/20151014
お題目としては、お客様の期待をいい意味で裏切るEコマースサービスを提供したい!
ということでのセッションでした。
セッションは、メガネスーパーの川添 隆さん、パルコの林 直孝さん、
アダストリアの田中 順一さん、ベイクルーズの村田 昭彦さんのパネルディスカッション
からスタートし、オムニチャネルや人工知能などの話しが、
ギュッとつまっておりました。
どの会社様も、ウェブからのデータを日々、しっかりと捉えて、
PDCAをまわしている、というお話しでした。
その中でも、直近の施策のためにデータをみる、ことと、
新規サービスなどを立ち上げるため、
2~3年後を見据えてデータをみる、ことと、
2つの時間軸でデータを日々、見ていらっしゃることが印象的でした。
その中でもとくに印象的だったのが、事業の中に、
人工知能(機械学習)を積極的に取り入れ得ているところでした。
例えば、お問い合わせにへの応答に機械学習を使い、
パーソナライズ化を進めている、
一度購入したファッションを元に、
その方の趣向に合うファッションを提案する、
など、機械学習が得意な分野と事業とを、
しっかり連携させている感が印象的です。
また、オムニチャネル化、というポイントでも
話しがありました。
オムニチャネルは各社様とも考えや、意見が色々あるようです。
話しとしては、ショールーミングや実店舗とウェブでの
ポイントの統合、在庫管理などを適切に行い、
顧客接点の拡大を狙っていく、、、という話しでした。
他の話題として、ECの今後について、というような
内容があったのですが、こちらも色々な意見・考えが
ありました。
・プラットフォームとしてのECと、1ブランド1ECという形で、ブランドを
際立たせる形でのEC
・ECと顧客との接点を作れないとこの先発展していかない。
・顧客接点は自社で作るのか? それとも他社に乗っかっていくか?
・利便性を追求して”みかわ屋さん”的存在に。
・アマゾンのダッシュボタン:かなりの利便性追求
といった内容です。
個人的な意見となりますが、やはり会社の強みを認識し、
将来をイメージして(小さな事から)繰り返し実施していく。
そして、人工知能(機械学習)が大きな武器になるのではと、
そう感じたECZine Dayでした。