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大切なことだと感じます -健康経営-

みなさま、こんばんは。

あまり夜にブログは書かないのですが、
今日はふと読んだYahoo! の記事について
思うところがありましたので、
まとまっていないのですが、書くことが大切だと感じ、
まずは書き出してみます。

その記事といいますのは、

■「本当のしんどさが分かっていたら」――エンジニアの息子を過労死で失った母
https://news.yahoo.co.jp/feature/1011

という記事です。

なぜこの記事に思うところがあったのか
といいますと、
私がSEとして社会人になって少したったころ、

あるプロジェクトで1ヶ月ほど、
毎日am9:00〜am3:00、連日タクシー帰り
という状況を経験したことがあります。

その時は、とにかく、
強いストレスを感じながらも、期日までに
仕事をこなすことしか考えられず、
その1ヶ月間の思考の大部分は、システムや
プログラミングのことのみで、とにかく疲れてしまった、
と記憶しています。

それも、1日の作業量が24時間でも足りない
ような状況なのですが、おそらく、自分で
時間をコントロールできる状況なら、まだ気が
楽だったのかもしれません。
そうはできない状況(上司やお客様からの
プレッシャーなど)が、「道はひとつしかない(期日までに
終わらせるしかない)」と思ってしまって、
ひどく疲れてしまったのかもしれません。

それに加えて、過度のプレッシャーからの
逃げ道がないと思ってしまったところに、
「思考」の大部分が、長時間、無機質な
システム・機械の相手だけをし続けることで、

なにか長時間、こちらの意見が全く通らない
相手の言う事を聞き続けなければいけない、

ある種の諦めや孤独感を、
長時間感じることになる、
(思考停止せざるを得ない?)

ということが、問題の1つにも繋がっているのかな、
と感じてしまいます。

自分で設計したシステムであれば、
ある意味、設計自体を見直すということも
できるかもしれませんが、

これが、何かのシステムの保守ですとか、
設計は別で実装だけ行っている、
はたまた、大きなシステムの一部だけを
実装している、

なんて場合に、外部からのプレッシャーで
逃げ道がない場合は、えらく大変だと思います。

仕事を期日までに終わらせる、
というだけで、コンピュータからのエラーメッセージ(指示)
に従って、ただひたすら無機質なものが
動作するよう、100%文法や記述を合わせる、
というだけの作業になってしまい、

まして、頭だけ使って、体はほとんど使わず、

脳へのインプットに意味が見い出しにくく、
脳からのアウトプットは(外部のプレッシャーやコンピュータの)指示通り、

であれば、おのずとそこには何か、
人間的な意味や価値を見い出しにくい・・・
そんな状態になっていくのかなと感じます。

そうなる前に、
といいますか、SEやプログラマを職業に
しようと決めたときから、

道は一つではないし、

(今はまだ)無機質なものと接する時間が長いと
思うので、自然なものと接する時間を必ずつくるとか、

絶対に会社以外の集団と接するとか、

ちょっとハメをはずしてみるとか、

私の場合、
毎日am9:00〜am3:00、連日タクシー帰りの
疲れたプロジェクトは、今のIT系の仕事にはあまり役にたっていない
(なので、途中で辞めてもよかったのではないか)とか、

逃げ道という意味でも、

会社とは距離をおいたところに、
もう一つ、
もう二つと、
自分の居場所を必ず作ることをオススメします。