2018年3月29日
みなさま、こんにちは。
本日は有明で行われております、在宅ケアに関する大会に
行く機会がありましたので、気になったことをご紹介です。
■第18回日本在宅医学大会 第21回日本在宅ケア学会学術集会合同大会
http://www.procomu.jp/zaitaku-joint2016/index.html
この学会なのですが、在宅ケアに関する様々展示や
セミナーが行われる学会となっており、
中でも、在宅ケアとICT(情報コミュニケーションツール)の
活用、というところで聞いてきました。
まずポスターセッションで、名古屋大学等といっしょに
行われた、在宅医療での多職種連携に関するICTの有用性、
という、ICTを使うと連携に有効なのか?
というところです。
結論から言うと、概ね職種間連携は良くなったものの、
効率性は今後の課題、という内容でした。
おそらく、みなさんの感覚的にもそんなに違和感はない
結論だったのではないでしょうか。
次に多職種間の連携用のICT、
情報活用ツールは、じつに色々なものがあるな、
という印象をうけました。
多くは地域の連携というものが多いのですが、
電子カルテや、医療データベースとの連携を視野に
入れたものも多く、ただ、そのプロトコルは、
少しずつ統一の方向に向かっているようですが、
まだ多様、といった印象です。
その中でも、「MedicalCare Station」が、
規模なども大きく、現在、伸びているのかな、
といった印象でした。
■MedicakCareStation
https://www.medical-care.net/html/
まだまだこれから伸びていく領域だと思いますので、
これからもウォッチしていきたいと思います。